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黒留袖・色留袖

全38件

黒留袖とは

女性用の着物の種類の中では既婚者の最高礼装になります。
未婚の場合は振袖が最高礼装です。
黒地に染め抜きの日向紋五つ、裾周りにのみ模様があり、肩や背、襟元には柄はありません。
白地の比翼がついたもので祝賀用(主に結婚式用)となります。
身内の結婚式や仲人の立場などで着用します。

おおよその年齢によって柄付けが異なり、
20代から30代は華やかな色彩のもの。
40代から50代までは色彩は控えめながら、豪華さのあるもの。
60代以降は柄付けの量は減り、小さく控えめなものになります。

主に、京友禅、加賀友禅、十日町友禅、辻が花絞り、竹屋町刺繍、
蘇州刺繍などの技法が用いられ、縁起の良い、
松竹梅や四君子、扇面や翔鶴、鳳凰、京御所文様、宝尽くしなどの古典柄、
琳派模様の自然を用いた雅なものが贅沢に金彩加工や草木染で描かれます。
現代では古典柄以外にも洋花をベースにした、
デザイナーズブランドのものやラメ加工が施された
華やかなものも人気で、
唐獅子や昇り龍が描かれた個性的なものもあります。

合わせる帯は袋帯で、
本金箔の豪華な物や唐織の色鮮やかな物、金銀の華やかなものです。
長襦袢は白地の紋綸子など、白無地のものを合わせます。



色留袖とは

黒留袖の次に格の高い種類の着物です。
柄付けは黒留袖と同じです。地色が黒以外になります。
色留袖の中でも、染め抜きの日向紋五つのもの、
三ツ紋、一ツ紋のものがあり、
紋の数の多いものの方が格が高くなります。
紋の数が3つの場合は、背紋と袖の紋になり、
1つの場合は背紋のみです。
五ツ紋のものは主に結婚式で、新郎新婦の祖母、叔母、姉妹、従妹の場合に
着用することが多いです。
三ツ紋や一ツ紋のものは結婚式の他にもあらゆる祝賀会や式典にも、
お召しいただけます。
比翼がついたものが一般的ですが、
一ツ紋に仕立てる場合は、訪問着と兼用する場合が多く、
その場合は、比翼を付けずにお誂えします。
比翼がついていない色留袖を結婚式で着用する際は、
白色の重ね襟を合わせるとよいでしょう。

合わせる帯は、黒留袖と同じですが、
1ツ紋の場合ですとややあっさりとしたシンプルなものや趣向性のあるものでも
良いでしょう。
長襦袢は白色です。


黒留袖・色留袖の選び方のポイント

・年代に合った柄付けのものをお選びいただく。
・背の低い方は柄行の大きすぎないものをお選びいただいた方が、
 バランスが取れていいですし、スリムに見せたい方は、衿先より斜めに流れがあるような、
 柄付けのものは、すっきりと装えるでしょう。

・合わせる袋帯とのバランスや雰囲気を考慮していただく。

・リサイクル商品では、紋がご自宅のものと合わない事が、
 多々あります。
 その際は、お実家の紋を第二候補に探していただく場合もありますし、
 お祝いの席で、ご紋に関しての指摘は少ないとの見解で、
 気にせずにお選びいただくこともあります。
 紋を変える事は難しく費用も掛かりますのでお勧めしておりません。
 一般的に関東圏の方は、家紋と同様に紋に丸があり、
 関西圏の方は丸を付けないことが多いようです。

・サイズに関して、
 着用される方の身長と同寸もしくはプラス10儖米發凌半罎里發里着やすいと思います。
 裄丈は標準ですと64cm位から66cm位。身長が160儖幣紊諒ですと、
 68cm位。サイズが合わない場合のお直し加工も承っております。
 長襦袢をお持ちの方は、長襦袢の裄丈プラス5〜8ミリ(二分)ほど大きいものを選びます。
 その際、着物と長襦袢の肩幅が同寸であることが望ましいです。
 身幅の目安は、各商品ページにてご案内しておりますが、
 当店の記載は、ゆとりを持ってお召し頂ける寸法としておりますので、
 目安寸法より5cmほどふくよかな方でも綺麗にお召いただけます。